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小説「Alone Together」 本多孝好

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本多孝好さんの著書で、元カノが薦めてくれた本。

ヒトの闇の部分を描いた作品。

この本では人間の汚い一面をフューチャーしてるけど、人間って画一的なものじゃなくて、多面性を持ってると思う。
だから、一面だけを見て、それで断定する言い方には賛同できない。

この作品の主人公は、人間が持ち合わせている「葛藤」という概念をあえて度外視してると思う。そこが彼の弱いところなのかな。

まぁ、「多かれ少なかれ誰にだってこんな闇はありますよ」ってのは間違ってないだろうけど。

とっても内容が濃いです。
「こういう考え方を主軸に考えてるヒトもいるのか」と考えさせられます。
でもぼくの場合、物語のキャストに感情移入しすぎるからちょっと辛いかな。
by clust-ichi | 2007-03-28 15:22 | 書籍
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